Google Analyticsの設定でリファラースパムの大半を自動的に除去する2つの方法

リファラースパムとは、誘導したいスパムサイトからアクセスして、アクセスログに足跡を残すことで、アクセス解析している人をスパムサイトに誘導するという非常にせこいスパム行為です。

単純にスパムサイトからアクセスして足跡を残すだけでは、アクセス解析をしている人に気付かれない可能性もあるので、この手のスパムは気付いて貰う為に大量の足跡を残していくのが特徴です。

特定のサイトから大量のアクセスがあれば、「人気メディアで取り上げられたのかな?」とか「何か炎上するようなこと書いちゃったかな?」なんて思ってしまいますよね。そんなWEBサイト運営者の心理を巧みに利用してサイトに誘導するのがリファラースパムです。

そんなの無視すればいいと思われる方もいらっしゃると思いますが、数年前と比較するとリファラースパムは増加傾向にあるようなので、アクセス解析を行っている方は放置せずに対策を講じましょう。対策をした方が良いと考える理由は主に2つ。

リファラースパムの対策をするべき理由

1.安全とは限らない

リファラースパムですので、放置しておく分には危険はありません。が、その参照元が何のサイトかわからず、確認する為にそのWEBサイトを閲覧するとなると話は別です。

リファラースパムが単純にPV稼ぎを目的とするものであれば、「あー引っ掛かっちゃった~」で済みますが、誘導された先に何らかの悪意あるスクリプトが仕掛けられている可能性も十分に考えられます。リファラースパムを行うような人達ですので、モラルを期待する方が間違っています。閲覧している端末のセキュリティ環境が万全でない場合はウィルスの類いに感染する可能性も考えられるのではないでしょうか。

2.アクセス解析が不正確になる

リファラースパムは多くの場合、ターゲットサイト(あなたのサイト)に対して大量のアクセスが生じます。必ずしもトップページのみに集中するものではなく、特定のページのみにアクセスするもの、複数のページを閲覧したかのようにアクセスするものなど内容は様々です。滞在時間も0秒とは限りませんので、リファラースパムを含んだアクセスデータは不正確なものになります。

アクセス解析は正確なデータをもとに行わなければ全く意味がありません。特に立ち上げたばかりのWEBサイトや中小規模のWEBサイトでは、リファラースパムの占める割合が自然と高くなり、正常なデータに及ぼす影響も大きくなりますので注意が必要です。

迷惑でしかないリファラースパムですが、Google Analyticsであれば、簡単な設定で大半のリファラースパムを除去することが可能です。

Google Analytics リファラースパム除去方法

Google Analyticsでリファラースパムを除去する方法は主に2つあります。

1.ボットのフィルタリング設定による除去

ボットのフィルタリングはGoogle Analyticsが把握しているリファラースパムを除外する機能です。個別に対応するのではなく、Google Analyticsがリファラースパム(ボットやスパイダー)だと判断したデータを自動的に除外します。Googleの膨大なデータベースを参照していますので主要なリファラースパムはこの設定で取り除くことが出来ます。設定は一ヵ所チェックを入れるだけなので利用しない手はありません。

・設定方法

設定はGoogle Analyticsの設定画面の中の「ビュー」の「ビュー設定」から行います。

ビュー設定の中に「ボットのフィルタリング」という項目があります。

「ボットのフィルタリング」にチェックを入れて、その下にある保存ボタンを押すと設定完了です。

2.個別フィルタ作成による除去

自動ではなく、参照元やネットワークドメインを指定して個別にフィルタを作成して対応する方法です。少々面倒ではありますが、一度フィルタを作成すれば、同じリファラースパムに悩まされることは無くなります。

具体的な設定方法は前回の記事で説明させて頂いておりますので、宜しければご参照ください。

自動的に除外してくれるボットフィルタリング設定だけで対応できれば良いのですが、やはり完璧とは言えないので、個別フィルタが必要になるケースも出てくると思います。設定自体はどちらも簡単なので、リファラースパムによるアクセスがあった際には面倒臭がらずに積極的に活用していきましょう。

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