サテライトサイト運営のコツと最適なレンタルサーバー12選

サテライトサイトとは?

本格的にアフィリエイトに取り組んでいると、メインサイト1つだけではやや都合が悪いと感じることも多いかと思います。アフィリエイトに限らず、WEBサイトを運営する場合は、1テーマ1サイトとするのがSEOでは基本です。テーマは出来るか限り広げすぎず、カテゴリーを出来る限り絞って専門性の高いサイトを構築した方が、閲覧者にもGoogleにも有用なサイトと判断して貰えるようになる(=SEOで有利)と言われています。
メインのテーマとは異なるけど、全く関連しないわけではないような話題。例えば、メインでレンタルサーバーの情報サイトを運営している方が、ホームページ制作に関する話題やSEOに関連する話題も扱いたいという場合は、それぞれ別サイトとして立ち上げて、上手くリンクさせるというのがサテライトサイトの考え方です。

アフィリエイトにはサテライトサイトが必要?

SEOに絶対的な答えはなく、諸説有りますが、一般的には関連性の高いWEBサイトからのリンク(支持・人気)はSEOでは有利に働くと考えられています。実際、アフィリエイトを本業としている方の多くは、サテライトサイトを上手く活用しています。中には非常に多くのサテライトサイトを運用しているアフィリエイターも存在します。
ここで注意したいのはサテライトサイトの質。リンク目的だけで、内容の薄いサイトを量産するといった、あからさまな自作自演はペナルティを受けて逆効果となる可能性があります。サテライトサイト作成の際には、コンテンツの質にも十分気をつけて、1つのサイトとしてきちんと成り立つように仕上げてください。

マルチドメインでサテライトサイトを作ったら勿体無い?

サテライトサイトが出来上がったら、マルチドメイン機能を利用してメインサイトと同じレンタルサーバーに収容したいところですが、SEOで上位表示を目指すのであれば、もう一手間検討してみましょう。
これも諸説ありますので、絶対ではありませんが、「同じIPアドレス(レンタルサーバー)からのリンクは効果に乏しい」という説が長い間有力視されています。確かに、同じIPアドレス同士で沢山リンクしあっていたらGoogleには不自然に映るかもしれません。これを解決するには、同じIPアドレス同士のリンクにならないように、サテライトサイトごとに別のレンタルサーバーを用意することになります。SEO業界ではIPアドレスの分散などと言われたりしています。

サテライトサイトに最適なレンタルサーバーとは?

そうは言っても、サテライトサイトごとにレンタルサーバーを契約するのはなかなか大変ですよね。そこで、今回はコストを最優先課題として、サテライトサイトに最適なレンタルサーバーを12個ご紹介します。毎月数万、数十万円稼ぐメインサイトの方は安定性や機能を重視してレンタルサーバーを選ぶべきですが、サテライトサイトを複数持つ場合は、ある程度割り切って安価なレンタルサーバーを利用してみるのも一つの手だと思います。是非、参考にしてみてください。

ロリポップ

エコノミープランであれば、月額100円から利用可能です。ただし、エコノミープランはMySQLが使えないので、HTMLベースでサテライトサイトを作る必要があります。月額250円のライトプランであれば、MySQLが利用できますのでWordPressを利用したサテライトサイトを作ることが可能。管理画面なども扱い易い印象です。初期費用は月額1,500円。

クイッカ

MySQLが使えないエントリープランが月額90円~、MySQL対応のライトプランが月額230円~です。WordPressを利用するならライトプランですね。ライトプランはMySQLが5個使えるようになっています。管理画面はcPanelで好みが分かれるかもしれません。初期費用は926円。独自ドメインが初年度無料になるキャンペーンが実施されることがあるので、ドメインが必要な場合は狙ってみるのも良いでしょう。

IQサーバー

クイッカを提供しているエムフロが提供するIP分散型レンタルサーバーです。IPアドレスとMySQL対応レンタルサーバーがセットになったサービスで、10セットからの提供となっています。初期費用無料で1セットあたり月額139円~となっているのでWordPress対応プランの単価としてはかなり安いと言えます。サテライトサイトに特化したレンタルサーバーなので機能は必要最小限であること、IPアドレスの質、DNS分散の必要性、10セット単位での契約など、他のレンタルサーバーとは性格が異なることを理解した上で利用しましょう。

ミニバード

月額250円から利用できるMySQL対応のレンタルサーバーです。初期費用は1,500円。MySQLは5つ利用可能で、安価なSSL証明書も利用できます。独自のポイントサービスを利用すると費用が安くなるシステムがあります。

バリューサーバー

エコプランが月額167円から。MySQL対応でWordPressの利用も可能。バリュードメイン、XREAの流れを汲み、やや独自色が強い管理システム。初期費用は1,000円。ドメインとサーバーがセットになったまるっとプランであれば初期費用は無料。

コアサーバー

バリューサーバーの姉妹サービスで、CORE-MINIプランはMySQLが10個利用できて月額198円から。初期費用はキャンペーン扱いで無料。バリュードメイン同様、管理システムはやや癖があり、慣れていないと戸惑う事も。

フレンドサーバー

MySQLが5個利用できるビギナープランが月額300円($3)。初期費用無料。海外のデータセンターを使用していてアダルトサイトの運営にも対応しているのが特徴。コントロールパネルはPlesk。

99円レンタルサーバー

MySQLが使えないエコノミーが月額99円~、WordPressが利用可能なエコノミーDBが月額199円~となっています。プランは安価で魅力的ですが、初期費用は2,000円と若干高め。

ラクサバ

ラクラクミニプラン(MySQL無し)が月額99円~、ラクラクライト(MySQL有り)が月額258円~となっています。初期費用は1,540円。管理画面はcPanelです。

エクストリム

ライトプランが月額94円から。この価格でMySQLデータベースが3つ利用可能。初期費用は1,000円。FTPでWordPressを設置した際には、パーミッションの関係で手動設定が必要になるケースあり。

ドメインキング

MySQLが利用可能なPプランが月額100円。初期費用は934円。管理画面はPleskでややわかりづらい印象。WordPressはパーミションがらみで手動設定が必要なケースも。月額料金無料や初期費用半額などよくキャンペーンを行っているので上手く活用したいところ。

さくらインターネット

ライトプランが月額120円から。初期費用は953円。MySQLが利用できない為、WordPressを利用したい場合はMySQL対応のスタンダードプラン(月額397円~)にする必要あり。

サテライトサイトの運用はWordPressが最適

如何でしたでしょうか?サテライトサイトのレンタルサーバーを出来るだけ安くしたい場合は、MySQLが使えない(=WordPressが使えない)プランという事になりますが、この場合はHTMLベースでサイトを作成する必要が出てきます。仮にHTMLベースで作成できたとしても、記事の追加が面倒で更新が滞るようですと、そのサテライトサイトは力を失っていきます。サイトが死んでしまっては本末転倒ですので、出来るだけWordPressが利用できるプランを選択して、定期的に記事の追加が出来る体制にしておくことをオススメします。

※ この記事の価格は各レンタルサーバーの公式サイトの価格を参照しています。消費税の扱いは各サイトにてご確認ください。